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ターンオーバーとは [美容]

ターンオーバーとは、肌が生まれ変わることや肌の新陳代謝のことです。
肌を外側から見ているといつも同じようですが、実は生まれ変わって新しく生成されているのですね。
皮膚は複数の層から成り立っていて、皮下組織、その上が真皮、一番外側が表皮となっています。

表皮の中は4層に重なっており、外から角質層、顆粒層、有棘層、基底層という順番です。
皮膚の細胞は基底層で生成され、変化しながらだんだんと外側に押し上げられていきます。
角化細胞という、無核となって死滅した状態になるのですが、内側で次々に作られてくる細胞に外へと押し上げられるので、一番外側まで移動できるのです。
最終的には垢になり、はがれて自然に落ちて排出されます。
ターンオーバーは、こういうサイクルを繰り返すことです。

肌に傷を負ったときでも、時間が経てば回復しますよね。
表皮はいつも入れ替わりを続けているので、傷はやがてかさぶたになり、はがれて元の美しく健康な肌に回復します。

ターンオーバーは、皮膚の場所によってスピードが同じではありません。
ターンオーバーについて取り上げている資料により、周期にかかる日数は同じではないのですが、28日から56日くらいといったところでしょう。
最初の14日から42日は、基底層より顆粒層までの移動に費やされます。
そこから角質細胞に変化し、完全にはがれて排出していくまでは14日ほどです。
ある文献によれば、前腕部は20.2日(前後2.3日)かかりますが、一方顔の頬部は10.2日(前後1.8日)と書かれています。
体より顔の方が、ターンオーバーのスピードが速いということなのでしょうか。
足や手などの末梢の場合は、血行の影響が考えられ、生まれ変わるスピードが遅めのようです。

ターンオーバーの違いがあるのは、個人差以外に年齢的な要素もあります。
肌の新陳代謝は、年齢が高くなるほど低くなる傾向があります。
例えば30代から40代のターンオーバーは、45日くらいを有すると考えられています。
年を重ねるほどケガの治りが悪くなるというのは、皮膚の生まれ変わりの速度が遅くなることが理由です。

レーザー治療というものがクリニックにありますが、施術を終えて患部にかさぶたができ、キレイにはがれてなくなるまでに有する期間に、年齢による速度の違いが現れています。
一般的には1週間ほどしかかかりませんが、50代ごろから長くなる方が多く、2週間くらいかかります。
遅い場合は、3週間を超えることもあります。

ターンオーバーでも回復できないと気がついてからでは遅いです。
UVはお肌の大敵です。
UVケアはしっかり行って下さい。
UVケアの方法
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